久敬舎 の日記
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食事によりイライラを沈める
2012.04.27
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人の身体は陰と陽のバランスでなりたっています。
小さいお子様は陽の力が強く、年齢を重ねるに従って陽気が減り陰気が強くなります。
イライラは陽気が強くなったため「熱が上がる」と言われています。眼が充血したり、喉が乾きやすいことや高血圧などの状態になりやすいと考えられます。
東洋医学では「肝」が影響すると判断されます。ここで言う「肝」とは、決して「肝臓」と同じではありません。肝はイライラを抑える働きをするはずの「肝」の働きが弱ったために起こると考えます。
このようなときはミネラル分を含む牡蠣の殻を味噌汁のだしを作る段階で入れて出しを取るのが良いと言われています。更に、苦味が必要ですから「ごうや」なども効果的です。これらの品には上がった気を下ろす作用と熱を下げる作用がありますのでお試し下さい。
