久敬舎 の日記
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生命の海
2012.04.28
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生命体は水がないと命をつなぐことができません。地球上における生命体の発生は海からと言われています。海水の構成成分は「太古の海」の成分とよく似ています。なぜ「太古の海」かという理由は、現代の海水成分は薄くなっているからです。
大人の身体は60%が水です。細胞の外と中ではその海水に似た水が、
様々な条件により移動しているのです。
体液は海水と同様の成分と言うことは、つまり人と海との関係性は非常に長くて深いものと言えます。生活の中でも海の影響を大いに受けて生きることが出来るのです。潮の流れが多くの魚やプランクトンなどを運び、温度にも影響してきます。
海は不思議な場所です。時には恐ろしくもなります。津波のような巨大な力を生む場でもあるからです。しかしながら、多くの恩恵ももたらす場でもあります。私も海中の生物
の不思議さや、海底の地形の 不思議さに魅せられています。
ウミウシは、殻を外した貝の仲間だそうです。興味深い海の生命体の一つです。インタ-ネットウミウシという名前のウミウシもいます。変わった形をしています。最も魚たちに言わせてみれば人間のほうが「変わった」生き物と思われているかもしれません。
いずれにせよ恩恵を受けている海を大切にしたいものです。
